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 赤ワインなどで一躍有名になったポリフェノール。アセロラにはどのようなポリフェノールが含まれているのでしょうか。
ポリフェノールとは、「ポリ」=複数、「フェノール」=フェノール性水酸基が組み合わさった言葉。つまり、フェノール性水酸基を化学構造的に複数持っている物質の総称です。
ポリフェノールには、植物が本来もっているものと、発酵で二次的に増えたものがあり、その数は何千種にも及ぶといわれています(図1)。
どうして植物はポリフェノールを含んでいるのでしょうか。植物はポリフェノールを太陽光中の紫外線防御などに利用しており、植物の生命を維持する上で必須の物質となっています。
特に熱帯の植物は高温で強い紫外線が降りそそぐ過酷な環境下で成長していくため、生き延びる術としてポリフェノールのような抗酸化物質を多く含んでいます(図2)。また、色が濃いほどポリフェノール量が多いと言われています。
熱帯気候を好んで育つアセロラにも、ポリフェノールが含まれています。ニチレイの研究によると、アセロラ果汁に含まれるポリフェノールは、ぶどうやいちごに含まれるシアニジン配糖体、いも類に多いぺラルゴニジン配糖体、さらに、たまねぎに含まれるケルチセン配糖体などによって構成されていることが確認されています。
【監修】名古屋大学大学院生命農学研究科教授
農学博士:大澤 俊彦
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